はじめに
「BIツールで出来ることは何となくわかるけど、業務の中での使用方法がいまいちイメージできない…」
「他の企業ではどんな風にBIツールを活用しているのか知りたい!」
といった方々に向け、弊社のお客様に伺ったWebQuery/Excellentの業務における使用方法を対話形式でご紹介いたします。
今回ご紹介するのは倉庫・物流関連の業務でWebQuery/Excellentをご使用いただいているお客様の使用イメージです。
物流実績から人手と仕事のバランスを調整

まず御社の事業内容を教えていただけますか?

弊社は物流企業としてグループ企業の製品を主に運送しています。荷物の輸送/運送/保管といった倉庫に関する業務の他、海外法人や子会社の業務管理、他の物流企業とのやり取りなども行っています。

それらの業務の中で、弊社のBIツールが使用されているのはどういった業務なのでしょうか?

物流実績の確認にはWebQuery、収支分析にはExcellentを使用しています。

WebQueryとExcellentを業務内容によって使い分けていただいているんですね!
まずはWebQueryの方から伺っていきたいのですが、物流実績はどういった目的で確認しているんですか?
まずはWebQueryの方から伺っていきたいのですが、物流実績はどういった目的で確認しているんですか?

人手や取引先との仕事量の調整を行うために確認しています。倉庫のある期間に入荷/出荷の数量がどのくらいあったか、またどのくらい荷物が保管されているのか、その推移を物流のシステムからWebQueryを使って抽出しています。
例えば荷物の量が多ければ人手を増やす、逆に荷物が少なければ人手を減らすといった部分ですね。どうしても人手に対し荷物の量が多くなりすぎるような場合は、取引先に相談して仕事の量を抑えてもらうような場合もあります。
例えば荷物の量が多ければ人手を増やす、逆に荷物が少なければ人手を減らすといった部分ですね。どうしても人手に対し荷物の量が多くなりすぎるような場合は、取引先に相談して仕事の量を抑えてもらうような場合もあります。

物流実績活用イメージ

物流実績は荷物と人手のバランスがちょうどよくなるように調整するために使われているんですね!

はい。また統計を取ることで1年の内にどこが忙しくなりやすいかもわかっているので、そのシーズンには人手を多くするなど前もって対策することができています。

WebQueryを使用しているのはどういった方々ですか?

主に倉庫拠点のマネージャーまたは支援社員、本部管理部門です。物流業界はITに苦手意識のある人も多いのですが、WebQueryは定型処理をクリックすればデータが抽出できるので、特に問題なく操作で来ていると思います。

Excellentはどういった目的で使っているんですか?

Excellentは売上・仕入などの収支分析に使っています。こちらを使っているのは本社にいる経理など、数字やExcelをたくさん使う人たちです。

Excelをたくさん扱う業務には、Excelとの親和性が高いExcellentをご使用いただいているんですね。

そうですね。収支分析には売上/債務/会計のシステムから日々DWHにデータを連携・蓄積し、利用目的に応じてExcellentで抽出しています。
例えば売上と仕入れを比較することで収支を把握し、月別や拠点別、昨年との対比を行って分析したりしています。
例えば売上と仕入れを比較することで収支を把握し、月別や拠点別、昨年との対比を行って分析したりしています。

収支分析活用イメージ

Excellentでお金に関するデータを抽出・比較して、より利益を上げるにはどうしたらいいか判断するのに使用しているんですね。なるほど!
ツールの浸透

弊社のBIツールを導入する以前に、BIツールは使っていたんですか?

他社のBIツールを使用していました。システム再構築のタイミングでBIツールを見直して、WebQuery/Excellentに変更しましたね。

BIツールを変更した理由や変更したことによるメリットを伺ってもよいですか?

変更した理由は忘れちゃったな…。メリットに関して間違いなく言えるのは、レスポンスが改善されたことですね。あと以前のツールは1日中そのツールに関することだけをやる専属の人を立てるくらい高度な知識が必要でしたが、WebQuery/Excellentは特にそういった人を立てずとも皆で管理できていますね。そういった意味でツール管理の負担は軽くなったと思います。

ありがとうございます。御社に限らず、情報システム部がデータを抽出してデータを欲しがっている部署に渡すというフローのお客様は結構いらっしゃるんですが、その作業時間・待ち時間が短くなることで作業効率向上とともにデータを待つストレスも減った、という声はいただきますね。

あと現場にはまだまだPCやITに対して苦手意識がある人が少なくないものの、自分でデータ抽出できる社員が出てきたり、マネージャークラスの会話で「こういうデータが欲しいんだけどさ…」、「WebQueryで出せばいいじゃん」といったやり取りが聞こえてくるようになったので、情報システム部としてもツールがユーザーに浸透してきているという実感はありますね。

最後に、今後のデータ活用に対する展望は何かございますか?

今後はデータの活用範囲を拡大して需要が高まっている通販など新しい業務でのデータ活用や、さまざまなデータをさまざまな視点で収集・分析して業務効率をさらに向上させていきたいです。

本日は貴重なお話、ありがとうございました!