はじめに
「BIツールで出来ることは何となくわかるけど、業務の中での使用方法がいまいちイメージできない…」
「他の企業ではどんな風にBIツールを活用しているのか知りたい!」
といった方々に向け、弊社のお客様に伺ったWebQuery/Excellentの業務における使用方法を対話形式でご紹介いたします。
今回ご紹介するのは食品パッケージの製造でWebQueryをご使用いただいているお客様の使用イメージです。
状況をデータで可視化し、必要な対応をとる

本日はよろしくお願いいたします。まず御社の事業内容を教えていただけますか?

私たちは食品を入れるためのプラスチックパッケージの生産および販売を行っている企業です。具体的な例をあげると、トレーやビニール、コーヒーのふたといったものを製造・販売しています。

どういった部署や業務でWebQueryをご使用いただいているのでしょうか?

営業、経営企画、工場で使用しています。
まず営業では売上やどこのお客様に何を出したのかなどの出荷のデータ分析にWebQueryを使用しています。分析する際はExcelに出力してマクロや帳票を使って分析していますね。
月の途中で当月の売上や予算達成率など予算との比較・確認を行うことで営業各グループで状況を可視化し、達成できていない場合は改善を図る、といったようなデータ活用方法をとっています。特に部門長が状況把握をするのに使っており、ないのが考えられないくらい浸透しています。
あとはバックグラウンド実行でアイテム別の在庫票を抽出し、営業にメールで送るという使い方もしています。
まず営業では売上やどこのお客様に何を出したのかなどの出荷のデータ分析にWebQueryを使用しています。分析する際はExcelに出力してマクロや帳票を使って分析していますね。
月の途中で当月の売上や予算達成率など予算との比較・確認を行うことで営業各グループで状況を可視化し、達成できていない場合は改善を図る、といったようなデータ活用方法をとっています。特に部門長が状況把握をするのに使っており、ないのが考えられないくらい浸透しています。
あとはバックグラウンド実行でアイテム別の在庫票を抽出し、営業にメールで送るという使い方もしています。

月の途中に達成率を確認して、必要に応じて手を打っているんですね。なるほど!
経営企画の方々はどのようにWebQueryを使っているのでしょうか?
経営企画の方々はどのようにWebQueryを使っているのでしょうか?

経営企画では生産管理や販売管理のデータ分析にWebQueryを使用しています。経理のようなことも行っているので、収益分析も行っていますね。
それらのデータは今後どう売っていくか、営業がどう収益を上げていくか考えるための資料作成、意思決定のための資料作成に用いられています。
それらのデータは今後どう売っていくか、営業がどう収益を上げていくか考えるための資料作成、意思決定のための資料作成に用いられています。

生産管理や販売管理、収益のデータ分析をすることで今後の方針を決める上での手掛かりとしているんですね。
工場ではどのような使い方をしているのでしょうか?
工場ではどのような使い方をしているのでしょうか?

工場では生産目標と生産状況の比較および確認に使用しています。
営業が売りたいときに製品がない、逆に製品が余っているといったことがないように需要と供給のバランスを見極め、過不足なく生産するよう生産量の調整もデータをもとに判断しています。
営業が売りたいときに製品がない、逆に製品が余っているといったことがないように需要と供給のバランスを見極め、過不足なく生産するよう生産量の調整もデータをもとに判断しています。


御社のさまざまな部門でデータが活用されているんですね。
エンドユーザーの方のWebQuery操作としては、定型処理をクリックしてデータを抽出しているのでしょうか?
エンドユーザーの方のWebQuery操作としては、定型処理をクリックしてデータを抽出しているのでしょうか?

そうですね、基本的に各部門のユーザーは定型処理を使ってデータを抽出しています。ユーザー自身で簡単な条件設定ができるよう、パラメータクエリーが設定されている定型処理も情報システム部門で用意しています。
バージョンアップや機能の細かな部分の使い勝手向上に積極的

続いてWebQueryを導入の経緯についてお聞かせください。

WebQuery導入以前は各部署が自由にサーバー/システムを決めていたため、社内にさまざまなシステムが乱立していました。そのため情報システム部門が各データベースのSQLの体裁をExcelか何かで整えてデータ抽出、といったように手間が発生しており、情報システム部門の負担になっていました。
そんなときたまたまKSCさんから営業があったことがBIツール導入のきっかけとなり、さまざまなシステムから情報を抽出できることから導入を決めました。
そんなときたまたまKSCさんから営業があったことがBIツール導入のきっかけとなり、さまざまなシステムから情報を抽出できることから導入を決めました。

BIツール選定の際、他のBIツールとの比較はあったのでしょうか?

他社のBIツールも検討しましたが、Excelとの親和性や価格の部分でWebQueryが弊社の業務にちょうど良いと判断しました。

ありがとうございます。
WebQueryの使い心地はいかがでしょうか?
WebQueryの使い心地はいかがでしょうか?

WebQueryは製品のバージョンアップ回数が多く、機能の細かな部分の使い勝手向上に積極的なところがいいですね。これは他の企業にない、KSCの強みだと思っています。
機能としては
機能としては
- パラメータークエリーの履歴
- 過去に使用した条件・入力値を再度使用することができる
- 自由検索のタブコピー
- 条件をタブごとコピーできるので似たような処理がつくりやすい
- 表示値
- ある条件を満たしているデータに対し、実際に格納されているデータとは異なる結果を表示させる
- CSVアップロード
- CSVファイルをアップロードすることでデータの作成・追加・更新ができる
のあたりが便利で気に入っていますね。

具体的な機能名をあげての説明、ありがとうございます…!細かな部分に気付いていただけて嬉しく思います!
最後に、データ活用の今後の展望についてお聞かせください!
最後に、データ活用の今後の展望についてお聞かせください!

データを分析して導き出された答えは絶対ではないため、データ分析は難しい仕事だと思っています。しかし根拠を可視化して周囲に共有した上で結論を出すというプロセスは重要であるため、今後は社内でもう一歩踏み込んだ分析を行えるようにしていきたいです。

本日は貴重なお話、ありがとうございました!