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【インド奮闘記】グローバルって他人事?

こんにちは。神山です。

 

私は、2013年の秋にインドの仕事に関わり、早や5年ちょっとが過ぎました。

インド人ITエンジニア、採用先の大学教授、産学連携しているインド人学生、商売としてのお付き合い先。そして、バンガロール日本人会、バンガロール法人会などで関わる日本人の方。等…

日本で仕事をしているときには関わらなかった方、関わらなかった機関。

色々な意味で、活動の幅が広くなり、それに伴い、考えること、判断することが広くなってきました。

 

自分では、少しはグローバル人材に近づいているのかな。と思っていますが、まだまだ自己満足の範囲かも知れません。

当初は、2年も経験すれば、何でもできるのではないかと思っていました。

しかし、2年経った頃から、やっと変えていけないもの、変えるべきものが見えてきて、自分流を出せるようになるのだな。と感じています。

それだけグローバル人材は、直ぐに育たない。という事かも知れません。

 


 

今、日本政府も、各企業の方も、優秀な人材を国外に求めようとしています。

海外で生活していると、日本の中で検討されていることが、少しずつ実際の動きとして、現れてきているのを実感します。

優秀なエンジニアに日本語を教えて、日本に連れて行き、日本企業とマッチングさせる活動をしている企業があります。

このバンガロールでも、その活動をしている企業の方と話す機会が増えてきました。

また、工科大学から「日本の企業を紹介してくれないか」と相談を受けることも出てきました。

 

直接、私の仕事は関係ない部分もあるのですが、”優秀な人材” “インドでの関係構築” という重要なキーワードもありますので、お互いにメリットが出るような協力関係を作り始めています。

 


 

その中で感じることは、「やはりインドは多様性の国だな」ということです。

インドは共和国ですので、州ごとに法律も、民族も、言葉も違います。

その環境の中で、インドは目覚ましい勢いで発展をしています。

日本が30年掛かったものを数年で実現しようとしています。

これも、皆が同じ目標に向かって進んでいるからではないでしょうか?

単に人口が多いと言う理由だけでは、習慣も考え方も違う人たちなので、バラバラになってしまい、物事も進まないと思います。

 

インドの方は、自分の国自体が多様性の国ですから、外国で学ぶ・働く・他者と連携する、そのことに何の躊躇もありません。

狭い自国だけで発想を閉じている方は少ないのだと思います。

少なくても、ここSCIIで一緒に働いているITエンジニア、お付き合いをしている企業や大学の方はあまり国を意識しておらず、自分や自分たちの”目的を達成するには何が最適か”だけを常に考えている気がします。

私たち日本人(こう言っては怒られるかも知れませんが)は、何か日本の国、日本人、日本語に非常に拘り過ぎてしまっていると思います。

「日本の品質は素晴らしい。日本人は勤勉だ。」それにだけ拘っていると、いずれ多様性、グローバルが当たり前の人達、環境から取り残されてしまうのではないかと、ちょっと心配になってきています。

 


 

企業の商売上、グローバル人材を育成することが急務になっています。

しかし、実は、私たち一人一人が仕事の面だけではなく、もっと <多様性(ダイバーシティ)> や、<グローバル> という言葉に敏感になって、日常から国や経験、常識だけにとらわれない発想が出来るようにならなくてはいけないのだと思います。

 

でも、これって相当難しいです(実感です)…

 


 

さて、今週末よりグローバルIT人材育成研修が始まります。

研修生の皆さんへもこの様な事をお伝えし、少しでもグローバルを身近に、真剣に考えてもらえるように頑張ります。
 

グローバル人材育成研修について

 

海外拠点のシステムの構築から保守・運用を行っています。